「好き」が原動力。microCMSを支えるエンジニアが描く、新しいチームのかたち

 
「the Voice」は、人事担当・中谷祐介が、microCMSで働くメンバーにスポットをあてて、人となりや働き方、プロダクトに対する思いなどをくわしく紹介する連載企画です。
今回は、入社からわずか半年でプラットフォームチームのアシスタントマネージャーに抜擢された福田さんにインタビュー。
ユーザー目線での開発姿勢や、チームマネジメントにかける想い、microCMSならではの「非同期ワーク」の魅力まで、たっぷりと語っていただきました。
「エンジニアとして、もっと挑戦したい」「チームで成果を出すことに興味がある」 そんな方にとってヒントになる言葉が、きっと見つかるはずです。
ご一読ください。
 

Meetupイベントで熱量を感じて応募を決断

 
—— まずは、microCMSに入社されたきっかけを教えてください。
 
福田:
30歳という節目を迎え、「新しいことに挑戦したい」と思ったのが転職のきっかけでした。microCMSはローンチ当初から個人で触っていたこともあり、自然と関心を持っていました。
ちょうど、エイチームにグループインするニュースを目にし、日本製のヘッドレスCMSとして今後もサービスとして伸ばしていける点にも惹かれました。
さらに、Meetupイベントに参加したことで社内の熱量を肌で感じ、「ここで働きたい!」と強く思ったんです。
 
—— 前職ではどのような業務をされていたのですか?
 
福田:
Webワークフローシステムの開発や保守を行う会社でエンジニアとして働いていました。
チームマネージャーやテックリードとしての経験も積み、組織全体の技術力向上に努めていました。やりがいなどは感じていた一方で、ある時「井の中の蛙かもしれない…」という漠然とした不安が湧いてきて。外の世界で自分の力を試したいと思うようになりました。
 
—— 入社前と後でギャップはありましたか?
 
福田:
ほとんどなかったですね。
ただ、良い意味で「非同期ワーク」の浸透度には驚きました。前職でもリモート勤務でしたが、バーチャルオフィスで密に連携していました。エンジニアの方には伝わると思うのですが… 非同期処理は考慮することも多くて実装するは難しいんです。だから、非同期 = 難しいってイメージがありました(笑)
でもmicroCMSでは、本当に非同期で物事が進んでいくんです。「え、本当に非同期だ!」って感動すらありました(笑)。
 
 

現在の業務内容について

 
—— 現在、どのようなお仕事を担当されていますか?
 
福田:
入社当初はストリームアラインドチームに所属し、microCMSの新機能開発に携わっていました。たとえば、「コンテンツIDに3文字未満の文字を設定できるようになりました」というアップデートを担当しました。ユーザーの皆さんから以前から要望があった機能なので、リリースできたときは本当に嬉しかったですね。
今年4月の組織変更をきっかけに、プラットフォームチームのアシスタントマネージャーを任せていただくことになって、現在は、開発環境の整備や技術負債の解消、非機能要件の改善などをチームで進めるためのマネジメントが主な業務です。
 
—— マネージャーとしては、今後どのような役割を担っていく予定でしょうか?
 
福田:
開発グループ内の課題に対して優先度を決め、チームとしてどう解決していくかを考えています。もちろん、1on1や目標管理といったピープルマネジメントも今後も担当していきます。成果を出せるチームづくりも自分のミッションですね。
ただこれに関してはまだまだ動き出したばかりなので、自分なりのマネージャー像を作っていきたいなと思っています。
 
 

成功するまで頑張れば失敗はない、チームで全力で取り組むだけ

 
—— 入社半年でアシスタントマネージャーに抜擢。経緯やその時の気持ちはいかがでしたか?
 
福田:
開発グループのマネージャーである大西さんから「自分はCTOとして全体的な組織運営に注力したい。プラットフォームチームのマネージャーをやってみない?」と声をかけていただきました。
前職でのマネジメント経験も評価されたのかなと思います。組織が成長するにつれて、メンバーの役割や求められることも変化しているのを実感しました。
 
—— プレッシャーは感じませんでしたか?
 
福田:
正直「マジか!?」とは思いました(笑)。でも「やればできる」と思うタイプなので、そこまで不安はなかったです。むしろ、期待されているんだと感じて嬉しかったですね。
 
—— チーム運営で心がけていることは?
 
福田:
「なぜチームでやるのか」を常に意識しています。一人では限界があるからこそ、チームとして最大のパフォーマンスを出せるように、土台を支えることが自分の役割だと思っています。
幸い、microCMSのメンバーは本当に優秀な人ばかりなので、それぞれの力が最大限発揮されるような環境づくりをしていきたいですね。
 
 

メンバーのプロダクト愛、バリューの体現度に感動

 
—— 入社して半年、これまで特に印象に残っている出来事はありますか?
 
福田:
特定のエピソードというより、日々感じていることですが、チームの全員が「microCMSが大好きで、もっと良くしたい」という想いを持っているのが印象的です。
何かに気づいたらすぐにシェアする、それを誰かが率先して解決するという光景を毎日のように目にしているので、本当にすごいなと。
気づきを共有し、それにすぐ反応して動く。この文化が本当に素晴らしいと感じています。
 
—— 個人的にやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
 
福田:
リリースした機能に対してユーザーから嬉しい反応が返ってきたときは、本当に報われた気持ちになります。単純なので(笑)「もっと良くしよう!」って、すぐ次のアップデートに意欲が湧きます。
また、ナイスな気づきや行動に贈られるスタンプをもらうと、ちょっとしたことでも嬉しくなりますね。こういったカルチャーもmicroCMSらしいなと思います。
 
—— マネージャーに抜擢されたことで、プロダクトに対する思いなど自身の意識の変化はありましたか?
 
福田:
自分自身の「プロダクトを良くしたい」という想いは変わっていません。ただ、今はチーム全体で成果を出す責任があるので、役割の重みは大きくなったと感じています。
 
 

メンバーの迷いを消し、挑戦と成長を促したい

 
—— 福田さんが考える、目指すべきチームはどんなチームですか?
 
福田:
メンバーが「やるべきことをやり、やりたいことに挑戦できる」チームを目指しています。やはり組織に所属する以上、すべきことをせずに、やりたいこと・好きなことだけするはできないと思うので。
自走力が高く、プロダクトへの想いを持ったメンバーばかりなので、迷いなく挑戦できるようなチームを目指していきたいです。
メンバーの迷いを消し、挑戦と成長を促すようなマネジメントをしていきたいですね。
 
—— ご自身の今後のキャリアビジョンは?
 
福田:
マネージャーとしてはまだまだ学ぶことばかりです。
自分らしいマネジメントの形を模索しながら、技術的にもチームをリードできる存在になりたいなと思っています。
あとはエンジニアとしては、生成AIをはじめ、技術の進歩は恐ろしいほど早いですし、前職では経験したことのない技術もたくさんあるので、技術力の向上を怠らないようにしたいです。microCMSには尊敬できるエンジニアがたくさんいるので、謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けたいですね。
 
—— 会社に対して、どんな貢献をしていきたいですか?
 
福田:
microCMSのミッションである「エンジニアの武器を作り出し、世界の進歩を後押しする」。まずは一緒に働くメンバーの武器をつくることで、その後押しをすることが重要かなと思っています。その後押しの力にはなれる、というか、ならないといけないと思っていますね。
自分にできることをひとつずつやる。ひとつひとつできることを増やしながら、会社の成長に貢献していきたいです。
 
 

未来の仲間に向けてメッセージ

 
—— 最後に、これから入社を検討している方へのメッセージをお願いします。
 
福田:
microCMSのバリューに共感してくれる方と一緒に働けたら嬉しいです!
バリューを体現するメンバーが集まっているからこそ、実現できるカルチャーがあります。
プロダクト志向で、かつ技術志向も忘れない。そんなエンジニアにとって、最高の環境が整っています。ぜひ一緒にmicroCMSをより良くしていきましょう!
 
***
 
福田さんの言葉から、microCMSで働くエンジニアたちのリアルな姿や、チーム・プロダクトに向き合う真摯な姿勢が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
microCMSでは、「プロダクトをもっと良くしたい」という想いを大切にしながら、一人ひとりが自分らしく挑戦できる環境づくりを目指しています。
この記事が、今後のキャリアを考えるきっかけや、microCMSに少しでも興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。 もし「一緒に挑戦してみたい」と思ってくださった方は、ぜひお気軽にご連絡ください!